Crypto Village Newsletter #2 - 10/31
Crypto Village Newsletter #2をお読みいただきありがとうございます。
このニュースレターでは、Nishikigoi NFTの最新ニュースを含め、Web3 / DAO / NFT に関連するたくさんの情報をお届けしてまいります。また、山古志の方々の活動や、その他地域の面白い取り組みなども取り上げていきます。
さて、今週のニュースはこちら
山古志で追悼式開催 -中越地震から19年-
クリプトヴィレッジオンラインセミナー開催
山古志DAO×和組DAO交流イベント in 渋谷
台湾発のクリプトアートプログラムに山古志DAOが参加
1. 山古志で追悼式開催 -中越地震から19年-
10月23日は山古志にとって特別な日です。それは2004年に起きた中越地震。今年で19年の月日が経ち、その追悼式が山古志で開かれました。元々このNishikigoi NFT
プロジェクトも、この中越地震を大きなきっかけに始動したプロジェクトです。
会場には、当時山古志地域に住んでいた人と同じ数のキャンドル2,200本が用意され、地震発生時の午後5時56分、山古志村で亡くなられた5名の名前が刻まれた「希望の鐘」が鳴り、黙祷が捧げられました。
さらに現地での追悼式とともに、遠方に住んでいるデジタル村民と同じ時間と空間を共有できるようにと「ネオ山古志村メタバース」を開催。当日は多くのデジタル村民が駆けつけてくださいました。
<中越地震とは>
2004年(平成16年)10月23日午後5時56分、新潟県中越地方を震源として発生したM6.8, 震源の深さ13キロの直下型の地震。およそ1か月に渡り、震度5弱を超える揺れが断続的に起き, 旧山古志村は全村避難。合計避難者約10万人, 住宅損壊約12万棟、死者68人。約3,000世帯、9,000人を超す被災者が応急仮設住宅での生活を余儀なくされた。
Nishikigoi NFTファウンダー兼山古志住民会議代表 竹内春華さんからのコメント
"山古志住民の皆さんをはじめデジタル村民の皆さんや出身者の皆さん、山古志を想ってくださる多くの皆さんと一緒に同じ時を共有し、山古志の未来を想い合うことができた日でした。「私たちの山古志」を皆で一緒に創っていけると確信した日でもありました。 新たなステージへ。一緒に挑戦していきましょう!"
2. クリプトヴィレッジオンラインセミナー開催
今月5日には、私達クリプトヴィレッジが地方自治体や地域で活動されている皆様に向けて、「旧山古志村の事例から学ぶ地方自治体が取り組むべきデジタル関係人口の作り方」と題しまして、オンラインセミナーを開催させていただきました。
<クリプトヴィレッジとは>
新潟県長岡市山古志に本社を置く、テクノロジーとローカルをつなぎ、多様なコミュニティと文化を支えるチーム。第一弾として「関係人口の最大化」を目的としたNishikigoi NFTプロジェクトを2021年12月に新潟県長岡市の山古志地域(旧山古志村)にて立ち上げる。
近年、テクノロジーを活用して関係人口を増加させようと試みるプロジェクトも増えてきたなかで、本セミナーでは私達がこの「旧山古志村のデジタル住民NFTプロジェクト」で得た教訓を共有させていただき、その中で、地方自治体がNFTを活用する際の可能性と課題についてお伝えしました。
当日は多数の団体と個人の皆様にご参加をいただきました。ご興味があり、まだ聞けていない方はこちらの「セミナーに参加する」からお気軽にお申込みください。
3. 山古志DAO×和組DAO交流イベント in 渋谷
この度、日本最大級のWeb3系コミュニティである和組DAOからお声がけをいただき、「山古志DAO×和組DAO交流イベント」を渋谷のCryptoBaseにて開催しました。
<和組DAOとは>
日本発のWeb3の最新情報を共有・議論するオープンなコミュニティ。Discordコミュニティには数千人が参加しており「日本をWeb3立国へ」というビジョンにかかげて様々な活動を行なっているDAO。和組という名前は、仮想通貨分野のスラングである「wagmi(みんな成功する)」を日本語版にアレンジして作られたもので、そこには和組DAO創業メンバーの想いが込められています。
山古志DAOからは3名のデジタル村民が参加をしてくださり、DAOにおける課題やその可能性について皆さんと意見を交わしました。今回は意見を交わしたディスカッションの後に、そのヒントを用いて日本のDAOをより良くしていくためのアイディアソンも実施されました。
和組DAO 元アドミンチーム Takaさんからのコメント
"このイベントは全く異色の日本を代表する二つのDAOによって実現されました。それぞれDAOならではの悩みや楽しみに触れる良い機会でした。 DAOの課題と解決方法という広義的なテーマであったのにも関わらず、DAOへの想いを感じられるアウトプットを多く拝見させていただき、参加した全員がDAOの在り方について、深く考えるきっかけになったかと思います。今後も皆様とより良い未来の実現に励みたい!とそう思えた素敵なイベントでした。"
4. 台湾発のクリプトアートプログラムに山古志DAOが参加
10月より台湾のWeb3系アートプログラムである「CRYPTO RESIDENCY PROGRAM」にお声がけをいただき参加させていただいています。国外の10名の選考されたアーティストが5つの国内外のDAOに実際に参加をし、そこでの体験をアートに落とし込むというプロジェクト。山古志DAOには下記の2名のアーティストが参加してくださいます。
■参加DAO
VolumeDAO
台湾発。複数のアーティストやコレクターと共にアート作品の制作、収集、展示、教育およびNFTに焦点を当てたDAOFAB DAO
台湾のNPO兼DAOコミュニティ。非営利目的のNFTを販売するなかで、慈善活動、文化、芸術の特徴を含むコミュニティ作りに注力しているDAOda0
台湾発。台湾デジタル発展部部長であるオードリー・タンも参加する政府系DAOコミュニティ。g0vというシビックテックコミュニティと連携して様々なプロジェクトを国内外で展開。 "o "を"0 "に置き換えることで、ゼロから政府の役割を再構築し、デジタルネイティブの0から1へのビジョンを反映している4seas
タイを拠点にするノマド系DAO。世界のデジタルノマドが理想的なワークスペースや生活環境を確保できるようにとNFTを用いてコミュニティ育成に注力している山古志DAO
Nishikigoi NFTプロジェクトによって偶発的に生み出されたDAO。立場や地位、物理的制約を越えて、想いに共感したメンバーが集まり、山古志を応援したい人たちが集うデジタル村民たちの共同体
■山古志DAOに参加するアーティスト
Graphyni/グラフィニ
台湾出身。人間模様を中心に描画したアートが特徴的。国立台湾美術館でも作品を現在公開中。
Yipin Huang/イェピン
台湾出身。ローテックを用いたアートが得意。プログラミングのコードからアートを生成する”ジェネラティブアート”の制作活動も行う。
■関連リンク
山古志で追悼式開催 -中越地震から19年-
▶10.23「山古志の集い」現地ライブ配信動画
▶ネオ山古志メタバースリンククリプトヴィレッジオンラインセミナー開催
▶オンラインセミナーのお申し込み山古志DAO×和組DAO交流イベント
▶日本の未来を創る: 和組DAO×山古志DAO×CryptoBaseコラボイベントレポート台湾発のクリプトアートプログラムに山古志DAOが参加
▶CRYPTO RESIDENCY PROGRAM
▶Xアカウント(Graphyni/グラフィニ )
▶Xアカウント(Yipin/イェピン)
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